弔電・お悔やみ状について

ご葬儀にやむを得ず参列できない場合など弔電を打ちます。

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弔電

ご葬儀は急なことですので、場合によっては都合がつかないことや、遠方で参列できない、といったことがあります。
こういった場合には、とりあえず弔電を打ち、後日焼香に出向くようにします。

弔電の打ち方

電報は電話では「115」番、弔電用の封筒や押し花をあしらったもの、お香が同封されたものなど、さまざまなものが用意されています。

電文について

弔電は基本的に喪主様当てに打ちますので、喪主から見た続柄を敬称で述べます。

  • 父→「ご尊父様」「お父上様」
  • 母→「ご母堂様」「お母上様」
  • 夫→「ご主人様」「ご主君」
  • 妻→「ご令室様」「奥様」
  • 息子→「ご令息」「ご子息」
  • 娘→「ご令嬢」「お嬢様」

お悔やみの言葉は故人にふさわしい心をこめたものをお考え頂くのがよいでしょうが、思いつかない場合には例文集から選んでもいいでしょう。

<例>
「○○様のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます」
「ご逝去のお知らせを受け、ただただ驚いております。ご生前のお姿を偲び、心よりご冥福をお祈りいたします。」
「在りし日のお姿を偲びつつ、○○より(地名)ご冥福をお祈りいたします」

宗旨について

ご葬儀はさまざまな宗旨で行われます。仏教においても浄土真宗では「冥福をお祈りします」「安らかにお眠りください」は不適当とされます。
「謹んで哀悼の意を表し合掌いたします」など、神道においても「ご冥福」は不適当、「御霊やすらかならんことを」等へ、キリスト教では「天に召された○○様の安らかなお眠りをお祈りいたします」などがよいでしょう。

お悔やみ状について

ご不幸をご葬儀後に知った場合や、後日死亡通知を受け取った場合には、出来るだけ早くお悔やみ状を出します。
お悔やみ状は、挨拶等ははぶき、主文から書き始めます。
必ず封筒、便箋は白いものを使い、毛筆かペンで簡潔に書きます。

オンラインで電報を送ることも出来ます。
»詳細については下記ホームページからお悔やみ電報のページを参照ください。
・大和会館 ・セレモ平安