V1女子2021-22シーズンを振り返って
2021-22シーズンの新体制発足時は、V1女子レギュラーラウンドで3位以上、プレイオフ進出を目標にしましたが、最終的に11位という結果になりました。
主力選手の故障や新型コロナウイルスの猛威に曝されるなどネガティブな要素が多かった中で、選手やスタッフは試行錯誤を繰り返しながら戦ってまいりました。V1に昇格して3年が経ち、フルセットで戦う試合が増えてきましたが、上位チームになる為には、あと1歩、あと1点を乗り越えていくために、心・技・体・知の全てにおいてレベルを上げる必要があります。
ヴィクトリーナ姫路は、自治体、スポンサー・後援会、ファン・サポーターなど全ての皆様の支えにより活動できています。コロナ禍で様々な制約の中でのホームゲーム16試合においては、地元の皆様に心強い後押しをしていただき心からお礼申し上げます。
支えてくださる皆様にヴィクトリーナ姫路を応援する「価値」を感じていただけるよう、魅力あるチーム作りに挑戦し、結果での恩返しができるよう選手スタッフ一同、心を一つにして精進して参りますので、引き続き、力強い応援をよろしくお願い申し上げます。
ファン感謝DAY開催!
ヴィクトリーナ姫路は、 5月8日(日)にチーム発足以来初めてのファンクラブイベント『ショーワグローブ プレゼンツ ファン感謝DAY』を開催しました。
当日は、ファンクラブ会員、地域のジュニアバレーボールクラブ、ママさんバレーボールクラブの皆様約800名が来場。ヴィクトリーナ姫路の選手と一緒に「借り物競争」、「ジェスチャーゲーム」など選手が考えたゲームで楽しみました。また、子ども達は、レシーブなどのバレーボール体験、サイン会、写真撮影会などで選手と交流しました。
イベント終盤の紅白戦は、公式戦では見ることのできないリラックスしてバレーボールを楽しむ選手の姿があり、会場全体が大変盛り上がりました。
イベントの最後には、今シーズンで退任の中谷宏大 監督、退団する脇田美怜 選手、福井愛加 選手からの挨拶がありました。
イベントを通じて、皆様のご支援があってこそのヴィクトリーナ姫路であると、選手をはじめチーム関係者全員が実感しました。一年間応援し支えてくださった皆様に、感謝の気持ちがお伝えできていれば幸いです。
チームは現在、2022-23シーズンに向け、戦う準備を進めております。来シーズンも引き続き、変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。
黒鷲旗の結果について
ヴィクトリーナ姫路は、4月30日(土)~ 5月2日(月)に丸善インテックスアリーナ大阪(大阪市中央体育館)にて開催された「第70回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会」に出場しました。
この大会には、V1から11チーム、大学から3チーム、高校から2チームの合計16チームが参加。グループ戦(1グループ4チームの総当たり)の後に決勝トーナメント戦を行い、優勝チームを決定するもので、ヴィクトリーナ姫路は、グループリーグC組で戦い、1勝2敗でグループ3位で終えました。
■ 試合結果 日立Astemoリヴァーレ
セットカウント2-1[25-22、16-25、25-21]で勝利。 NECレッドロケッツ
セットカウント1-2[25-22、19-25、18-25]で敗退。 筑波大学
セットカウント0-2[25-27、20-25]で敗退。
監督の退任及び選手の退団について
2021-22シーズンをもちまして、#10 脇田美怜 選手、#19 福井愛加 選手が退団することになりましたのでお知らせいたします。
チーム在籍中は、多くのファンの皆様から温かいご声援をいただき誠にありがとうございました。
脇田美怜 選手
福井愛加 選手
また、2シーズンにわたり監督を務めました中谷宏大 監督が退任することになりました。
中谷監督は、2017年にヴィクトリーナ姫路コーチに就任し、2020年から竹下佳江前監督の後を受け監督を務めました。
2016年に国内初の女子プロバレーボールチームとして立ち上げたヴィクトリーナ姫路のチーム創成期から、バレーボール国内最高峰のV1に参戦する現在にいたるまで、チームの発展に大きく貢献しました。
チーム在籍中は、多くのファンの皆様から激励のお言葉やご声援をお寄せいただき、誠にありがとうございました。
中谷宏大 監督